0113 ディセント

シネセゾン渋谷にて〜
ビビらせシーンは結構あります

<ネタバレ有り>
7月も更新をほとんどしてませんでしたが、8月もアッパレなくらい更新できませんでしたね。
よく久々に更新したサイトやブログが“PCが壊れた、ハードディスクがクラッシュした”というのを理由に更新できなかった事の理由として挙げますよね。「なんかウソ臭いなあ、面倒だったんじゃないの?」なんて思っていた私ですが、まさか本当に自分がその目に遇うとは思いませんでしたね。正確には“甥っ子にマックシェイクをかけられた(ノートPCに)”というのが正解なのですが。まあ、親戚ということで弁償の請求もできず、ボーナスなんかはもう既に使い道が決まっていましたから新しく新調することもできず、また、会社のPCはログチェックされてますから、仕事に関係の無いブログ更新なんて事は全然出来ない。この間、ちょっとした気の迷いでW-ZERO3なんていうPDAを買ったんですが(その後[es]も買ってしまうハメに)、これで更新するのもなんか面倒で(<結局面倒だったんじゃねえか)今の今までほったらかしにしてしまった訳です、ハイ。
映画も全然観ませんでしたね。これを書いている(9月4日)今現在で劇場で観た作品が5本ですからね。DVDなんて皆無。ま、これにはちょっとした生活の変化があった訳でして、なかなか映画を観る時間が取れないのは困ったものです。
PCは何とか後輩のお古を譲り受けることに成功しましたので、やっと更新再開となりました。また、ちょこちょこと更新できると思いますのでどうぞよろしく。

あ、あと映画の内容を語る際、今までは出来るだけネタバレしないようにと努めてきたのですが、今後はもっと言いたいコトを載せたいということでネタバレチックなことも載せます。文頭に<ネタバレ有り>と表記しておきますので、そこんとこ気になる方は読まないほうが良いかもしれません、あしからず。

さて、8月4日に観たのが「ディセント」。この映画、予告編を見たときはどんな内容だかよく判らなかったんですよね。女同士で洞窟に探検しに行く映画、そこでとんでもない恐怖を味合うハメになるということしか判らず、「どんな恐ろしい体験をする映画なんだろう」とかなり期待して観たのですが、何てことは無い、洞窟でロード・オブ・ザ・リングのゴラム似の怪物たちに襲われるモンスターホラー映画だったんですね。

まあ、コイツらが“光の届かない洞窟暮らしが長かったもんで視力が退化し聴覚が以上に発達している”という設定なのですが、なんかありきたりなアイディアで新鮮味が無く、また結構弱いという(その辺は集団プレイでカバーしていましたが)ところも“恐ろしいモンスター”としてのキャラが立ってなくて残念でありました。

いやあ惜しいんですよ、この映画。最初は女6人で有名なガイドブックにも載っている洞窟に降りたと思いきや、そこはガイドブックにも載っていない誰も知らない未開の洞窟。先に進めば進むほど迷っていき、電池の量も残り少ない。落盤やメンバーの怪我など様々な危機的トラブルが発生し、メンバーの間でそれぞれ不信感が生まれていく…といった中盤までの展開はとてもドキドキしましたし、これから起こる恐怖とは何だろうと胸をトキメかせた矢先にゴラム登場でしたからね。いっその事、怪物を登場させないで、ただの洞窟脱出劇にしたほうが絶対面白かったんじゃないかなあ。

この映画の監督は「ドッグ・ソルジャー」の監督でしたよね、「ドッグ・ソルジャー」の時も冒頭は良かったんだけどなあ。