0016 ジャッジメント・ナイト

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ああ、やだ、ヤダ。ニセ正義。
エミリオ・エステベスというチャーリー・シーンのお兄ちゃんは今なにしてるんですか?私は正直、彼に対して何の魅力も感じません。なんか真面目そうだし、ケチそうだし。真面目はまあいいんですけど、ケチそうなのがイタイなあ。って勝手にエミリオ・エステベスのことをケチって決め付けてますね。イカン、イカン。
で、この映画の内容ですがハッキリ言って「お前ら自業自得だよ、主人公たち」。なんかこういう映画って腹立たしいんですよね。かなり、落ち度があるわけです、主人公グループが。ワル度45ぐらいです。それがワル度90の悪役グループに殺されそうになると「俺たちは何も悪くない、あいつら(悪役グループ)は悪魔だ、俺たちは正しい、正当防衛だ。アイラブ、ジャスティス」みたいな変な自意識過剰状態になるのが気に入らない。私からみれば「お前ら目くそ鼻くそだよ」と思うのであります。

<ここからちょいとネタバレです>
で、挙句の果てに散々悪役グループに追い込まれた主人公(全身ボロボロ)が、「お前の家族に危害を加える」みたいな事を悪役グループのボスに言われるんです。そしたらアメリカンアクションムービーの定番“火事場の馬鹿力スタンド”が飛び出ます。そしてボスをブチのめし、スタッフロールが流れます。「…アメリカ、もういい加減にしろ」と。
別に“火事場の馬鹿力スタンド”が飛び出してもいいんですけど、個人的に共感できない“ニセ正義”を振りかざす主人公たちは「ブチのめされたれ」と思う私はやっぱり駄目人間なのでしょうか?そうですか、駄目人間ですか、すいません。


でも中古で1000円だったので許します。(でも高い)