0033 SPL 狼よ静かに死ね

新宿オスカーにて〜
チーズのせハンバーグカレー映画

私の大好きな映画館、新宿オスカーに行ってまいりました。
新宿オスカー、とにかく古臭い映画館です。人気の無い作品、ややマイナーな作品などを公開している映画館ですが、とにかくいつも空いてる映画館なのでお気に入り。

その新宿オスカーで今日観たのが前から公開が楽しみだった「SPL 狼よ静かに死ね」です。私の理想の上司サイモン・ヤム、理想の兄貴ドニー・イェン、理想の巨漢(?)サモ・ハン(キン・ポー)の超弩級ウルトラスーパースター3人が共演する香港ノアール格闘アクション。もう上映時間中ニヤニヤしっぱなしでしたよ(ニヤニヤする映画は私的にはイイ映画です)。

もうホントにサイモン・ヤムの刑事役って今現在世界一じゃないでしょうか。ダニー・リーのような刑事も良いですが、スーツを着こなし、犯罪者には容赦しない非情さ、そして必ず無線機は手放さない。そんなサイモン・ヤム刑事長だけでもこの映画は十分なのに、世界一無駄な動きが一切無いナルシスト、ドニー・イェン刑事が途中加わり、最後はサモ・ハン親分とガチンコバトルをするのですから上映時間中、ノルアドレナリンが出まくること出まくること。おかげで2キロ痩せました。

この映画の骨格はやはりドニー・イェンのアクションだと思うのですが、もうそれは素晴らしいものがありましたね。とにかく速いし、無駄な動きが一切無く、今回はサブミッションまで組み込んでホント、エクセレント!リボルバーのリロードもビックリするぐらい速い、速い!観ていてウットリするアクションってそうなかなか無いですヨ。

正直ストーリーは荒削り気味でサモ・ハンの悪役も凄みがやや薄いのが残念ですが、それをすべてアクションがカバーしているので無問題。だけどあのラストにはビックリしたデス。