0011 運命じゃない人

〜後輩宅にて鑑賞〜
話の構成が見事。こういうお話って創りたくても難しい。やっぱり才能がある人はいるなあ

話としてはあるサラリーマンのとある出来事を、そのサラリーマンを取り巻く数人の登場人物のエピソードを時間を前後にずらしながら追っていくというもの。
簡単な説明としては「パルプ・フィクション」のような感じ?
とにかく辻褄が合っているし、登場人物の描写は分かりやすいし、ストーリーも分かりやすいし、山下規介演ずるところの組長が素晴らしいし。
いつも斜めがちに世の中をみている私ですが、この映画は映画として純粋に愉しませてくれる作品です。
こういった作品を創る監督が正当な評価を得られる世の中にドンドンなって欲しいものです。オススメです。
って普通に紹介したくなるほど必見の映画ってこと。DVD買うほどでは無いかなぁ。