0022 美しき野獣

ワーナーマイカルシネマズ市川妙典にて〜
堀内孝雄似のクォン・サンウ
昨日観れなかった悔しさから今日は絶対観るぞと意気込んで朝8:00に起きて、まずはデニーズでモーニング。その後上映まで時間があると判り一旦帰宅。そしたら急激に睡魔…。「あ、あの野郎、俺の頼んだデニーアメリカンコーヒーに何か仕込んだな・・・う・・う・」…ZZZ・・・。気がつくととっくに上映時間は過ぎていましたとさ、おしまい。
…では済まされないと思い最終上映回のため猛ダッシュを敢行。クォン・サンウ主演ということで40過ぎのオールドミスばかりが劇場を埋め尽くしていると勝手に思い込んでいましたがカップル6組ほどしかおらずちょっと拍子抜け。映画が始まったら「キャー、クォン・サンウーーー!」とかドス黄色い叫びが聞けると楽しみにしていたのに。

美しき野獣」です。もう少し邦題を考えてつけて欲しかったですね。クォン・サンウ主演なので止むを得ないことは分かりますが。
まあ、“美しき野獣”ではないです、全然。“薄汚れた犬(狂犬病発症中)”といったところでしょうか。クォン・サンウ演じる刑事が何かにつけてすぐ暴れるんです。観ているこっちが心の中でクォン・サンウをなだめるのに必死。「分かった、分かった。まあお前の気持ちも分からんこともないけれど、ちょっとは落ち着こうや」てな感じで。で、暴れているわりには何にも事件は進展していないのが悲しいところ。「よくあれで刑事クビにならないなあ」と組織にぶら下がっている私なんかは感心してしまいます。
なんだかんだでもなかなか楽しめた作品だったとは思います。正直クォン・サンウよりユ・ジテのほうがカッコよかったですね。ラストは「狼/男たちの挽歌・最終章」のようでグッとくるものはありました。