0026 ブレインデッド

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母は強し
今、ノリにノってる「ロード・オブ・ザ・リング」「キングコング」の監督ピーター・ジャクソンのグッチョグチョスプラッタゾンビ映画

いやーもう最高です!サイコーです。(山に向かって)サイコーーーーーーー!なんだよゥーーーーーーーッ!!

いやね、この映画の存在は知っていましたけど、あのいやーな感じの絵のビデオパッケージで躊躇していたんですよ(DVDパッケージは違っていましたが)。なんかこういうモノとか観たらビデオ店の店員に人格疑われるんじゃないかって、うちの近所で猟奇殺人事件とか起きたら警察は真っ先に私を疑うんじゃないかって。そんな訳でギニーピッグとかも観てみたかったんですけど借りれない私が2005年まで居ましたデス、ハイ。ですが「ブレインデッド」を観終わったこの2006年初春、もっと早くから観ておけば良かったと大・大・大後悔。
私は元々サム・ライミの「EVIL DEAD(死霊のはらわた)」シリーズが大好きなんですが、それは私の中で勝手に定義付けているグロコメホラーというジャンルだから好きなんですね。要は気持ち悪い悪趣味チックなシーンは満載ですが恐怖や陰湿さ、「人をヘコましてやろう」という意図が無く、ニヤニヤしながら「(イイ意味の)くだらねー!」と叫ぶことのできる愉しめて楽しめる超娯楽ホラー映画。ですから人と映画の話になると「“死霊のはらわた”なんて恐ろしい邦題だけど40分見続ければきっと虜になるよ」と強く勧めていました。(ドイツ製作の「新ゾンビ」という映画もやや近いものはあるのですが、ストーリーがあまりにもヒドく、愉しめるとは言えないのでちょっとグロコメホラーにはなれません)

で、この「ブレインデッド」がまさにそのグロコメホラーだったんですよ!〜マザコン気味の青年(すごいお人好しでのん気)と意地悪なそのママ。そのママがひょんなことからゾンビになってさあ大変。ゾンビママをせっせとお世話する青年でしたが、ママがゾンビ仲間をどんどん増やすものだから青年はママからの独立を決意するのだった〜というお話(超簡略化してます)ですが構成がちゃんとしてるし、キャラ立ても申し分無し。ところどころ散りばめられているゾンビギャグも最高!といいこと尽くめの奇跡の映画(多少言いすぎかも)!いやー、これは本当に面白かった。こういう自分の中でのヒット作にたまに出会えるから映画って観続けちゃうんですよね。

血を見ただけで失神しちゃうような方には薦められませんが、一度は話の種にでもと思って観たら幸せになれるかもしれません。
DVD買おうっと!