0089 アンデッド

〜DVD(レンタル)>TV〜
三連ショットガンって意味無くね?

オーストラリア産ゾンビ映画「アンデッド」を観ることにしました。それにしても最近は兄弟監督ブームですね。この映画もピーター・スピエリッグマイケル・スピエリッグという兄弟が監督・脚本・編集などを兼任して製作した映画です。

本編を観る前にいきなりメイキングを見てしまい、とにかく「予算が無かった、予算が無かった」と予算不足が深刻だったことをアピールしていた内容だったため“低予算映画”というキーワードに嫌な予感がしていたのですが、どっこいなかなか頑張っていた映画だったと思います。キタノブルーライクな青のフィルターを使ったような映像も綺麗でしたし、CGも個人レベルで製作したとは思えない気合の入った画。ゾンビたちの造形もかなりのもんで、とても8000万円で作った映画とは思えないクオリティーの映画でありました。

キャラクターの設定にはやや難ありといったところですが(変人マリオンをもっと全面に押し出してほしかったし、その他のキャラも中途半端)まあ許せるレベル。ただストーリーは?でしたね。一体あの宇宙人は何だったのか、侵略者だったのかそれとも救世主だったのか。中盤までは分かり易い展開だっただけに残念でした。