0019 ジャーヘッド

0019 ジャーヘッド
日劇PLAX1にて〜
海兵隊員ってオナニーばかりしてるんですね
この劇場で直近に映画を観たのは「ホワイトアウト」だったかな。以前は見上げ型のスクリーンだったのですが、いつの間に改装していたんですね。とっても私好みの劇場となっていて驚きました。いやあ、かなりシネコンを意識した造りになってますよね、売店とかも似ているし。今まであの見上げるタイプがイヤだったのでマリオンの映画館は敬遠していたのですが、これなら私のスタンダードになりそう。だけどシネコンもそうなんですがあの全席指定制というシステムは勘弁してほしいですね。何回も通っているならともかく、初めての場所だとその劇場の造りとか分からないじゃないですか。指定した場所に座りイマイチな場所だなあと思い、席を移動しようにもその移動したい席には後から別の客が来ちゃうかもと思うと躊躇しちゃうし。初日とか大混雑が見込まれる日ならイイんですけど、今日みたいに50人くらいしかいないなら自由に座らせてよ!よろしくネ。
で、今日観たこの「ジャーヘッド」。なんか昔、東宝で作った「ガンヘッド」という作品を思い出すタイトルですね。ハドソンがPCエンジンで同名のシューティングゲームをリリースしていました、キャラバン認定ソフトだったんでしたっけ。そういえばゆでたまご先生の「スクラップ三太夫」という漫画にはカンヘッドというキャラがいましたね。結局最後はウォーズマンとかが出てきちゃって超人マンガになっていましたが。じゃあこの映画も高嶋政宏とか…とおふざけはこの辺にして「ジャーヘッド」です。
うーん、これは何かメッセージを発信している映画なんですかね?なんかそんなような思わせぶりな作りなんですけど私にはその電波がまったく伝わってきませんでした、これっぽちも。私は同じように湾岸戦争を取り上げた「スリー・キングス」を観てもレーダーに反応が無かったくらいですから、単に鈍感・低脳なだけかもしれませんけど(「スリー・キングス」って結構評判いいんですよね、何でだろ?)。宣伝の通り、湾岸戦争に参加した主人公たちが一人も敵を殺さないで戦争終結を迎えるという内容なのですが、それを見せられても「まあ、そういう兵士もいるだろうね」としか思いませんねえ。そもそもアメリカのベストセラー本の映画化なのですが、この内容が何故ベストセラーになったのかも理解できません。この辺は常に戦争に触れているアメリカ人と戦争を60年以上知らない我々日本人の差なのかも知れません(もしくは私が低脳<高確率)。

そうそう、この映画が始まる前、ロビーでバカップルを目撃。クソみたいな男がやたら「じゃあ〜」「じゃあ〜」とこの映画「ジャーヘッド」と掛けるクソくだらない駄洒落を言ってましたので、妄想の中で殺しておきました。合掌。