0036 ホテル・ルワンダ

新宿武蔵野館2にて〜
ジャン・レノが出てるとは思わなんだ

今日は以前から話題の「ホテル・ルワンダ」を観に新宿武蔵野館へ。ここは元日に「親切なクムジャさん」を観て以来だ。小さめの映画館ですがレイトショーで香港・韓国映画を上映したりもするので結構好きな映画館です。
本当はもう少し早く観たかったのですが、なにせ混んだ映画館が嫌いな私。ズルズル延ばして「そろそろホトボリも冷め、空いてきたかな?」と目論んで今日、臨場したら人・人・人。まだまだ大人気のようですね、コーラも買えませんでしたよ。

ホテル・ルワンダ」、とーっても観応えのある映画でした。民族紛争で引き起された大虐殺をテーマとした社会派映画ってヤツですが、エンターテイメントとしても成立しているところが流石です。
それにしてもドン・チードルって演技が上手いですなあ。ヒーロー性がある俳優ではありませんが、そのどこにでもいる“普通の人さ”が魅力的(私に黒人の知り合いはいませんが)!映画パンフにも書いてありましたが、このホテル支配人の役がデンゼル・ワシントンやウィル・スミスや高嶋政伸(あのドラマでは支配人は松方弘樹でしたっけ?)じゃなくてホントに良かったです。

国連軍将校を演ずるニック・ノルティも良かったですね。いつキレて銃を乱射してくれるのかなあと期待していたのですが(笑)それはやっぱり無理ですね、国連軍だもん。

「実際自分がこの支配人と同じ立場になったらどうするか?」…こんな事を映画を観終わった後に考えるのも映画鑑賞の楽しみだと思うのですが、今回は即答ですね。

「私には同じ事は無理」

弱い人間ですよ、私は…。