0044 デッドゾーン

〜DVD(購入)>TV〜
切ないラスト

「ポール・カージーといつかは決着をつけなければならない」そう思い数年の月日が経過していました。しかし決着とは突然訪れるものですね。
そう「狼よさらば」「ロサンゼルス」「スーパー・マグナム」「バトルガンM-16」「狼よさらば/地獄のリベンジャー(キング・オブ・リベンジ)」の“デス・ウィッシュシリーズ”DVDを衝動買いしてしまいました(全て中古)。「これでいつでも自警団を結成できる」と思うと震えが止まりませんでした。

そんな興奮状態でDVD購入を済ませ、別の店で松田優作の「野獣死すべし」のDVDを探していますと、ジュネオンの2500円DVDコーナーがあることに気付きました。ジュネオンは旧パイオニアLDCですがあまり好きじゃないメーカーです。まあただ単に「男たちの挽歌DVD-BOX」の内容がショボかったという理由からですが(笑)。そんなジュネオンの2500円コーナーはどの作品もその店では売れていないらしく、全て1500円に値下がりしているようです。ならばとちょっと覘いておりますとありました、ありました、「デッドゾーン」が。“デス・ウィッシュシリーズ”をコンプリートした興奮の勢いにまかせて即レジに向かったのでした。

デッドゾーン」、初めて観たのは高校生あたりの時に日曜洋画劇場で放映したヤツです、確か。当時は結構あの切ないラストに衝撃を受けましたね。観終わった後、しばらく下を向いて考え込んでしまった気がします。

改めて大人になった今観てもやっぱり余韻が残りますね。主人公のクリストファー・ウォーケンが劇中で見せる笑顔も悲しげで切ない。ラストを知っているから尚更です。勢いで買ったとはいえ、こんな素晴らしい映画を入手したことを嬉しく思いました。定期的に観てみたい映画ですね。

若き日のデビット・クローネンバーグ監督のインタビューも見れますので1500円は今考えると大変お買い得な買い物だったかも。