0045 エミリー・ローズ

〜新宿アカデミーにて〜〜
神父萌え


時間が余っていたため「エミリー・ローズ」を観に行ってまいりました。

これは実にエンターテイメントとしてよく出来ている映画だなあと思いましたね。基本的には法廷サスペンスというジャンルの映画です。法廷モノというのは謎が明らかになっていく過程が楽しめるので大体面白い映画が多いですよね。で、この映画の裁判の内容が“ある少女を悪魔祓いした結果、死亡してしまった。これに責任はあるのか”という事件でこの事件について検察側、被告(悪魔祓いをした神父)側に分かれて争っていく過程を描いています。もちろん事件を振り返って裁判が進んでいくので随所に回想シーンが入り、そこでこの映画の主体である悪魔に取り憑かれた少女の顛末を観ることになります。

まあとにかく少女の悪魔に取り憑かれていく過程、またその悪魔を取り除こうとする神父たちの奮闘ぶりは緊張して観入ってしましましたね。神父のなんとか悪魔を取り除こうとする姿には涙が出そうになりましたよ。悪魔祓いというオカルトチックな内容ですから、ビビらせシーンも効果的に盛り込まれ、ホラー的なノリで観に行った人も満足したのではないでしょうか。

裁判シーンの部分も理路整然としており、実に見事な緊迫感を生み出していました。誰が観に行っても値段分の価値はある映画だと思いますヨ。

ただ、この映画のウリとして「実話を基にした話である」というのがありますが、(映画秘宝などを読むと)実際の内容とは違っている部分がかなりありますので全部を鵜呑みにしないようにしましょうネ!


この映画を観終わった後、飲みに行ったのですが久々にオールになり、日曜は死んでいました。30過ぎるともう徹夜は無理ですね。