0048 大統領のカウントダウン

〜シネマミラノにて〜
モスクワ!

今日はロシア製本格アクション大作「大統領のカウントダウン」を観に新宿はシネマミラノまで足を運びました。てっきり私を含むリストラ直前のオヤジどもしかいないと思いきやカップルや女性客が多かったのが驚きでしたね。やっぱりロシアンアクションということでピロシキ持参で観たかったんですけど、買う時間が無く、かわりにダー、スパシーバ、イリーガル、スペツナズチェルノブイリなど知ってる限りのロシア語を復唱しながらの鑑賞となりました(ウソ)。

アレクセイ・イグナショフ 似のロシア連邦保安局少佐がイスラム系テロリスト相手に奮闘する「ジャック・ライアンシリーズ」、「サドン・デス」、「エグゼクティブ・デシジョン」、「エアフォース・ワン」がミックスしたようなまんまハリウッド張りのアクションです。

全然期待してなかったのですが、これがどーしてなかなか楽しめましたよ、ハラショー!キャッチコピーの“ロシア軍全面強力!大国の本気を目撃せよ”は伊達じゃありません。だって出てくる兵器は全部ホンモノだし、軍人さんも1000人以上動員してるんですもの。オープニングからハインド2機のチェイスシーンですからね。マトリョーシカ!ま、ストーリーはやや荒削りで「結局何だったんだ?」というようなトコもあるのですが気にならない、気にしない、グロズヌイ!

注目すべきはアレクセイ・マカロフという俳優演ずるこの映画のヒーロー、スモーリン少佐というキャラクターでしょう。めちゃ強っ!という訳ではないのですが、なんか気付くといつの間にか敵を倒しているという(笑)強さ、また味方に連絡をする時は「こちらスモーリン少佐、認識番号40−201…」と必ず律儀に認識番号を述べる軍人気質溢れるキャラクターは今後大きく化けるかもしれません(続編も企画されているようですし)。

ロシア製娯楽映画が楽しいということはよーく分かりました、これなら今後公開予定の「ナイト・ウォッチ」も期待できますよ!ボルシチ

それでは楽しい気分を引きずりつつ、ダスビダーニャ!