0050 ダークマン

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プロトタイプ「スパイダーマン

いあや土曜日ならまだしも日曜日で午後3時に眠りから眼が覚めるとおもいっきりヘコみますね。もう今日何もやれねえじゃん。ていうかこれから夜、仕事が入っているのでその落ち込みっぷりは相当です、重症です、オペが必要です。なのでオペという名目で野菜ジュース片手に眠けまなこで「ダークマン」を観ることにしました。

この映画は何度も観ていますがやっぱり面白いですねえ。若かりし頃のリーアム・ニーソンが主演のヒーローアクションです。ヒーローといってもスパイダーマンやXメンのような派手な特殊能力で闘うわけでもなく凄く地味です。しいて挙げればちょっとした怪力とバイオテクノロジーを駆使するところか(笑)。
またその“ダークマン”誕生に至る過程も涙無くては見られないほど可哀相。そんな可哀相なお話をブラックな笑いと小気味良いアクションと独特の映像表現で魅せる監督サム・ライミ。「死霊のはらわた」など彼の監督作を観た人ならこの映画の独特のカット割とか画のショットを見てすぐサム・ライミの映画だなと分かるでしょうね(特にカーニバルでの指を折るシーンとか)。

敵のボスデュラン、こいつもかなり魅力的ですねえ、特に顔が(笑)。行為自体も卑劣なことをばかりしているのですが、顔がもの凄く怖いんですよ。満員電車で彼が隣に乗ってきたら間違いなく次の駅で降りますね、私は。こういう勧善懲悪映画だと敵が悪ければ悪いほどヨイので、そういった意味ではベリーグーなキャスティングでしたね。

死霊のはらわた」を観てグッときた方には強くオススメします、って大抵の人は観ているでしょうけど。

さあて、激しく雨の降りしきる中、仕事に出かけるとしますかねぇ。