0064 太陽を盗んだ男

〜DVD(所有)>TV〜
日本版ゾンビコップ映画

今日は「ブロークバック・マウンテン」を観る予定で慌てて会社を後にし、映画館に向かっていました。しかし予想もつかない惨劇が待ち受けていたのです。社外持ち出し禁止のとあるブツがなんとジャケットの内ポケットに!バレたら処分は確実、しかし映画館は目の前。バレる可能性は20%。バックレちゃう?「どーする、俺?」とライフカードオダギリジョーのような選択を迫られましたが、即決。会社に戻りました。よって「ブロークバック・マウンテン」はまた来週!…いつまで上映してんだろ?

ですので久々に「太陽を盗んだ男」を観ることにしました(何も脈絡はありませんが)。この映画は観るたびにドキドキもんですね。沢田研二扮する中学校教師城戸のプルトニウム精製のシーンもさることながら、菅原文太が演じた山下警部の絡むシーンは全て緊張。鶏の手羽をかぶりつくシーンがあるのですが、そのシーンでも何か飛び出すのではないかとドキドキ。そしてやっぱりラストの沢田研二との対決シーンですね。これはもうホントに怖い!8発銃弾を浴びてもクタバらず、ケイレンし白眼剥きながら襲ってくるゾンビ文太!ヘタなクリーチャーよりもめちゃくちゃ恐ろしい。

カーアクションも素晴らしい出来です、恐らく警察の許可をもらっていないだろうと思われるシーンの多いこと多いこと。その他有名な国会議事堂や坂下門などのゲリラ的ローケーションも多いです、東急前やメーデーのデモ行進のシーンとかも恐らく知らせてないような・・・。とにかく見所イッパイの映画です。

邦画のセルDVDの理想的な形ですよね、「太陽を盗んだ男」は。デジタルリマスターはもちろんのこと特典映像もてんこ盛り。角川エンタテイメントも見習ってもらいたいものです。