0080 沈黙の追撃

〜浅草中映劇場にて〜
セガール七人の侍(嘘)

さて10分の休憩時間の後、最も楽しみにしていた「沈黙の追撃」を鑑賞。この為に今日は浅草まで来たといっても過言ではありません。「沈黙の追撃」「沈黙の脱獄」はセガール映画の中で見逃してしまった映画でしたのでグットタイミングでした。DVDもそろそろリリース予定ではありますが、やはり映画館の大きいスクリーンでセガールを見れるというのはまた格別なものであります。

今回のセガールの敵はマインドコントロールの大家である科学者。案の定セガールは、元海軍特殊部隊出身(SEALかな?)といういつもながらの設定で一安心。その科学者を倒そうと集まった仲間は全部で6人(セガール入れて7人)、それぞれ爆破や殺人のプロで潜水艦操縦のプロまでいるのが面白かったですね(まあどいつもこいつもろくに活躍しないで死にますが)。

セガールアクションという点では物足りなさはあります、軽く二人と組み合ったくらいですからね(もちろん圧勝)。ただ「エクゼクティブ・デシジョン」以来の隊長として指示を出すセガールが拝めますし、戦車を簡単に倒す(破壊)セガール、闘う相手があまりにも情けないので「このへなちょこ野郎!」と相手に威嚇するセガール、スナイパーに狙われてもあっさりとかわす運も味方にするセガールなどニヤニヤするポイントも多いですし、上映時間も100分以内という気楽に観れる映画なので苦痛にはなりませんでしたね。(場内の観客たちはアクビ連発でしたが:笑)

結構目立っていたのがマインドコントロールされてしまうゲイリー・ダニエルズではなくてセガールの仲間の一人であるヴィニー・ジョーンズでした。「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で子連れの殺し屋を演っていた人ですね。元有名なサッカー選手だったようで確かにパンチはメチャクチャな当て方でしたが膝蹴りのシーンはなかなか力強いモノがありました。

なにはともあれ、行きたかった映画館で見逃したセガール映画を観れて大満足の土曜日でした。この映画館では近日中に「沈黙の脱獄」も公開するそうなのでそちらも楽しみであります。