0082 34丁目の奇跡

テレビ東京午後のロードショー(録画)>TV〜
不覚にもウルッときた

去年のクリスマスシーズンに放映された「34丁目の奇跡」をクリスマスから半年も経った今、ようやく観る事ができました。遅すぎるってーの。

「34丁目の奇跡」は元々1947年に公開された映画「34丁目の奇蹟」のリメイク作(跡の字が違う)。なんて言ってもその題名しか知らず、どんなストーリーかも全く興味無く「どうせ、サンタがはっちゃける映画だろ」ぐらいの貧相な認識っぷり。まあ勝手にHDDレコーダーが録っていたため今の今まで残っていたのですが、今月はHDDレコーダー未視聴番組消化月間ということもあり、渋々再生ボタンを押したのでした(消去すればいいじゃんという声はナシで)。

「消さないでよかった〜。スンゲー、ココロ癒された〜〜。ウルッときちゃった〜〜〜。誰にでも優しくなれる気がする〜〜〜〜ゥ。」

いやあ正直ホント心が温まりました。物語はクリスマスシーズンで沸き返るニューヨークにひょこり現れた本物のサンタクロースと言い張るじいさんが巻き起こすハートウォーミングストーリー。人の持つ“夢”の素晴らしさ、そしてその夢を忘れた大人たちにもう一度夢を持つことの素晴らしさを気づかせてくれる映画です。

やっぱり三十超えるとこういった壮大でうそっぱちなおとぎ話でも心温まる内容だと許せてしまいますね。逆にこれがトゲトゲしい十代だったらツバでも吐きかけて燃やすような内容なのですが(苦笑)。

殺伐とした現実と常に向き合っていますから、せめて2時間位こんな非現実な世界にどっぷり浸かってイイ気分になるのも年に一回くらいは良いかも。