0095 ジャケット

〜東劇にて〜
子供に手出しちゃイカンだろ

えー暫く映画を観ておりませんでした、ここ一週間ばかり。まあその原因の全てといえばbio4。そうバイオハザード4(GC版)を買ってしまい、プレイしまくっていたからなのです。もちろんヘタレの私はイージーモードでのプレイでありましたが、コイツはエラく面白すぎるゲームでした。もう寝るのも忘れるくらい没頭しちゃいましたね。おかげで遅刻するは風邪をひくは散々な目に遭わされましたが、とても充実&満足させてくれたゲームでゲームへの熱がぶり返しそうで怖いです。まったく困ったモンですよ。

とりあえずバイオハザード4もクリアしたということで今日は「ジャケット」を観に行きました。
タイトルでもある「ジャケット」、この映画では拘束衣のことを指しています。その拘束衣を着せられて真っ暗闇の死体用ロッカーに数時間放置されられるという精神病治療を受けたことにより、15年後の世界を体験することができるようになった主人公が6日後に現実となる“自分の死”の原因を探るというサスペンス映画。そこにラブロマンスの要素も取り入れて…というようななんとなく昨年同じ東劇で観た「バタフライ・エフェクト」に似たような内容の映画です。ですが出来は遥か及ばないツクリでしたね。ま、「バタフライ・エフェクト」が完璧な映画だけだっただけかもしれませんけど。

“納得できる行動がほとんど無い”、“思わせぶりなシチュエーションなのに結局何も無いという設定”だったのがイタかったですかね。要は6割くらいの完成度なんですよ。もう少し細かいディテールとか丁寧に話を作り込んでいけばカナリな映画に化けたかもしれなかったのにのに…。惜しい映画です。

それにしてもエイドリアン・ブロディという俳優は優しい顔をさせたら一級品ですな。この映画でもその人の良さそうな雰囲気が大量に出ていて、大変癒されました。