0099 黒水仙

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昨日はデイジー、今日は黒水仙と韓国花映画シリーズが続きました。

案の定どんな内容かは知らず、タイトルに“黒”とあることから勝手に極道モノと判断していたのですが(笑)全然違う映画でしたね。韓国お得意の南北の問題をテーマとしたサスペンスでした。

主役はイ・ジョンジェ。先日公開されていた「タイフーン」でチャン・ドンゴンを追っかけていた人です。このイ・ジョンジェが刑事となり、連続殺人犯を追い、捜査を進めていくうちに50年前の北朝鮮捕虜の脱走事件が鍵となり悲劇が起こる…といった内容で現代と50年前の出来事を交互に描いて全容を明らかにするといった手法で映画が進んでいきます。

普通に観れる映画なのですが、なんか違和感がありました。現代のパートと50年前のパートがいい感じで融合してないというか・・・。ある証拠を追ってイ・ジョンジェ刑事が日本(宮崎県)にやってくるのですが、このシーンもあまり必要ないようなあまり丁寧に作られていないシーンで、ラストもそれまでの作りがチグハグなため、これと言って感動も出来ないといったよい点を探すのが困難な映画でした。

唯一イイ点は鍵を握る人物の一人、アン・ソンギの重厚な演技ですかね。オヤジ好きにはたまらないものがあるでしょう。20代の格好は若干無理目な感じでしたが。