0105 インサイド・マン

〜MOVIX亀有にて〜
ダイヤ得したワシントン

「梅雨の晴れ間のお天気、有効に使って下さい」とNHKの天気予報がやたら言うので今日はデンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォーと豪華キャスト総出演のクライムサスペンス「インサイド・マン」を観に行きました。

久々に“映画”という娯楽を堪能しきることが出来た非常に大満足の映画でしたよ。まったく先の読めない展開、数々の断片的に散りばめられたシーンもストーリーを追っていくうちに理解できる巧い話の進め方で上映時間の2時間8分という時間すべてを愉しむことができました。まあ、若干もうちょっと短めだと満点だったんですがね。

デンゼル・ワシントン扮する刑事とクライブ・オーウェンの強盗犯の駆け引きもまさに天才対天才という図式でキャラクター設定もしっかりハマッてましたね。ここにもう一人の天才女弁護士としてジョディ・フォスターが絡んでくるのですが、出演時間は全体的に短く「正直、ジョディじゃなくても良かったかな?」とも思える程、ある意味、贅沢なキャスティングでした。これはウィレム・デフォーにも言えることで完全に脇役に徹していましたね。デフォーが好きな私としてはもうちょっとストーリーに絡んでほしかったのですが…。

この映画は強制的に見せられる一時停止なんか出来ない映画館での鑑賞向きの作品だなあと思いますね。とにかく休む暇の無い見応えのある映画でした!