0111 復活の日

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トミーは自殺したのだろうか?

今日は久しぶりに潜水艦映画の名作「復活の日」を観てみました。潜水艦映画というのはウソです、ま、それらしいシーンはありますが、ハッタリパニックスペクタルの傑作と個人的に思っている好きな映画のひとつです。原作は小松左京でもちろん製作は角川春樹

キャストも豪華ですし、当時にしては特撮も気合が入っていたのではないでしょうか。多少長い映画ですが飽きずに一気に観ることの出来る娯楽作です。

困難に立ち向かって克服するお話の映画はゴマンとありますが、この映画の主人公、草刈正雄演ずる吉住周三という人物はそのなかでもかなり頑張りランキング上位にくる人物ではないでしょうか。なんたって南北アメリカ大陸を縦断してますからね、人っこひとりいない世界を徒歩で数年かけて。

ラストに流れるジャニス・イアンのメインテーマでよーくよく考えると大した内容でもないこの映画を感動作と錯覚させる手法は流石です。角川春樹は「男たちの大和」でも同様の手法で映画をヒットさせましたからね。やっぱり一流の製作者ですよ、彼は。